かふかログ

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村上春樹を読むと不幸?それにもかかわらず僕が思う村上春樹のすごさ

かふか です。 以前、僕の学生時代の友人が言っていたのを思い出しました。 「私は村上春樹の小説が好きだけど、村上春樹にハマった事が自分にとって幸せなことだったのかは自分でも分からない」と。 ん〜なんるほどなあと僕は思いました。かく言う僕も同じ…

柔らかな魂 / このことばいい響き『村上春樹 雑文集』より

かふか です。 柔らかな魂 やわらかなたましい なんていい響きなんだろう。いい響き、心地よいこの言葉。 変わりうるこの心 今日仕事中にふと、この言葉を思い出しました。たしか、村上春樹が『村上春樹 雑文集』の中で語っていた言葉。 これは、村上春樹が…

村上春樹にみる書評の書き方/ あらすじの羅列に何の意味があるのか?

かふか です。 多くの人がブログなどで書評を書いています。僕自身も含めて。 今回はそんな書評の書き方について、僕の考えを書いてみたいと思います。 "エモく"ない書評は好きではない 僕が見る限り、少なくない数の書評が単なるあらすじの羅列になっている…

内田樹『村上春樹にご用心』にご用心/ 「崇拝者」による春樹論

かふか です。 村上春樹ファンの僕が見るに、村上春樹の批評家として有名でかつ共感できるのは学者の内田樹です。僕は基本的に村上春樹の批評とかはあまり鵜呑みにしたくないのですが、ファンとしてはやはり気になります。 主観的な「崇拝者」による春樹論 …

映画『君の名は。』を見て、村上春樹を思った / "セカイ系" という共通点

http://www.kiminona.com/index.html ※ネタバレ少しあり かふか です。 今さらながら、映画『君の名は。』を見てきました。普段そこまで映画は見ないのですが、これだけは見ておかないと2016年という年を越せないと急に思ったからです。 『君の名は。』と村…

村上龍が語る村上春樹の魅力/ なぜ村上春樹は多くの人に読まれるのか?

かふか です。 村上春樹は世間で色々と批判されたり、逆にその魅力が語られたりしてますが、その中でも僕が1番興味深いと思う考察は、村上龍によるものです。今回はそれを紹介します。 爆笑問題の太田は、村上春樹が大嫌い 突然ですが、お笑いコンビ爆笑問題…

英語多読のために村上春樹の英訳を薦める3つの理由

かふか です。 僕は学生時代の留学中に村上春樹の英訳を読みまくって、英文リィーディング能力をかなりupさせました。TOEICでも900点を超えることができました。 僕が村上春樹の小説を元々好きだったことも大きいですが、英語学習者には村上春樹の英訳を読む…

村上春樹の真の魅力/ 村上春樹作品は読者の心にささる

僕の人生の隣には、いつも村上春樹作品があった こうして僕は村上春樹について、ああだこうだブログを書いています。 僕のこのモチベーションは、「何かしら自分が誰かの役に立てないか?」という問いから始まりました。 直感的に村上春樹について書こうと思…

村上春樹『羊をめぐる冒険』感想文/ 村上春樹が本気で書き始めた作品

村上春樹が本格的に長編小説に歩みを切った作品 『羊をめぐる冒険』は、鼠と主人公《僕》をめぐる村上春樹初期三部作の三作目にあたります。 『羊をめぐる冒険』を書くにあたり、村上春樹は長年経営してきたジャズ喫茶「ピーターキャット」を友人に譲り、専…

村上春樹『風の歌を聴け』感想文/ 村上春樹の才能が冒頭数ページで分かる

村上春樹の記念碑的作品であり、宣戦布告の作品 完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。(p1) この言わずと知れた書き出しで始まる『風の歌を聴け』は、村上春樹のデビュー作です。今や世界中で読まれている村上作品の中…

村上春樹『海辺のカフカ』感想文 / 僕を救ってくれた小説

人の心を救済する、そんな力をもつ物語 僕は、ある絶望の淵をさまよっていた時に、村上春樹の『海辺のカフカ』という小説に心救われました。それ以降、何かで人生つまずくたびに、どん底にいくたびにこの本を手にとります。 僕が身をもって体験している通り…