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村上春樹の真の魅力/ 村上春樹作品は読者の心にささる

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僕の人生の隣には、いつも村上春樹作品があった 

こうして僕は村上春樹について、ああだこうだブログを書いています。

 

僕のこのモチベーションは、「何かしら自分が誰かの役に立てないか?」という問いから始まりました。

 

直感的に村上春樹について書こうと思いました。人生の良い時も悪い時も一緒に過ごした村上春樹の作品の良さを多くの人に伝えれたらと。それによって、もしかしたら誰かの助けになれるかもしれないと。

 

 

村上春樹の作品は読者の心に刺さる

世間では村上春樹の小説は、変にオシャレだとか主人公がクール過ぎるとか批判されますが、それは(その批判が正しいとしても)村上作品の真の良さに比べたら本当に小さいことに過ぎません。

 

村上春樹の真の魅力というのは、物語が読者の心の奥底にささるということです。

 

村上春樹論で有名な内田樹も自身の著作で述べていますが、村上春樹の小説は本当に人生に打ちひしがれている時にこそ、よく響くのです。理由を言葉で説明するのは難しいですが、じわぁーっと物語が読者の心を打つ。癒す。励ます。読者の背中を押してくれます。

 

参照:

myeinst.hatenablog.jp

 

 

個人的には後期作品をお薦めします。特に『海辺のカフカ』を。

そんな村上春樹の魅力を感じてもらうには、初期作品ではなく、後期作品を読むことを僕は薦めます。初期作品の物語は読者というものがあまり意識されておらず、少し置き去りにされた感じがするからです。後期作品の方が、もっと読者に対して関わろうとしています

 

 

後期作品の中だと、個人的には『海辺のカフカ』を薦めます。春樹ワールドにおいてフィクションと現実が見事に昇華され、15歳の家出少年の成長を通して、とても深く勇気づけられるからです。僕自身も何度も人生を救われてます。

 

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を村上春樹の最高傑作と呼ぶ人も多いですが、(それは一理ありますが)読後の読者の生き方に影響を与えるという意味では『海辺のカフカ』の方が勝っていると思います。どの作品が勝っていて劣っていると言うのはあまり意味がないことですが。

 

参照:

myeinst.hatenablog.jp

 

 

今の不透明な時代に必要な作家

村上春樹は、この先行き不透明で混沌とした時代に必要な作家です。

 

時代の要請に迫られて必然的に登場してきた作家だと僕は思っています。海外で読者が多いのもよく分かります。冷戦構造が崩れて以降、誰もが明確に分かる指針や理想が無くなり、どう生きていけばいいのかを各個人で決めていかねばならない。村上春樹の小説は、そんな時代に生きる世界中の人々の心にささるのです。

 

村上春樹の作品はある意味で、どんな自己啓発本や言葉よりも、深く読者の心に届くものだと信じています。そんな村上春樹について今後もあれこれとブログを書いていきたいと思います。

 

 

かふか